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後鑑(のちかがみ)

江戸幕府が編纂した室町時代を扱った歴史書。本記347巻・付録20巻。1853年(嘉永6)成立。成島良譲編。1331年(元弘元)から1597年(慶長2)の歴代足利将軍の事績を中心に,室町幕府関連の史実を編年体で記す。日次(ひなみ)にかけた綱文を立て,典拠となる旧記や古文書などを引用するという編纂方針がとられ,多くの未刊史料を含む。室町時代を研究する際の基本史料。「新訂増補国史大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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