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大原女(おはらめ)

薪などを頭にのせて京の町で行商した京都北郊愛宕(おたぎ)郡大原・八瀬(やせ)などの女性。販女(ひさぎめ)の一種。「東北院職人尽歌合」「七十一番職人歌合」には筒袖に帯を前結びとし,髷(まげ)のうえに薪をのせた姿が描かれる。古くから京の風物詩とされ,和歌をはじめ狂言や舞踊などに登場する。販女としてはほかに鮎・飴を行商した桂女が有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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