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織田作之助(おださくのすけ)

生没 1913.10.26~47.1.10 昭和期の小説家。大阪市出身。旧制三高中退。「俗臭」が芥川賞候補になり,「夫婦善哉(めおとぜんざい)」で作家としての地位を築く。大阪の庶民を描いた西鶴的作風が注目される。第2次大戦後「世相」で流行作家になるとともにデカダンスの生活に陥り,無頼(ぶらい)派(新戯作(げさく)派)とよばれる。評論「可能性の文学」の実験作「土曜夫人」執筆途中喀血し,急逝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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