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置文(おきぶみ)

相続人または後継者が将来にわたって遵守すべきことを記した文書。所領譲与の際に相続人に対する遺命のかたちをとるものと,所領譲与とは無関係に作成されるものがある。前者では相続方法や相続対象物の保護,年貢・公事の配分,違反者に対する制裁などを記す場合が多い。後者はおもに寺院で作成され,相承のあり方のほか規則などが載せられた。ともに条々書ほか形式はさまざまだが,文末は「置文之状如件(くだんのごとし)」の文言をもつことが多い。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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