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大伴御行(おおとものみゆき)

生没 ?~701.1.15/16 7世紀後半の上級官人。長徳(ながとこ)の子。安麻呂の兄。子に御依(みより)がいる。684年(天武13)連(むらじ)から宿禰(すくね)を賜姓され,694年(持統8)氏上(うじのかみ)に任じられた。696年大納言。壬申の乱の功臣で,死後701年(大宝元)に功封を支給され,一部の子への伝領が許された。文武天皇はその死を悼み,右大臣を贈った。「万葉集」に「大君は神にしませば」の歌が残る。712年(和銅5)妻の紀音那(きのおみな)が貞節を表彰された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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