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大新聞(おおしんぶん)

明治10年代の政論新聞の総称。娯楽本位で小型判の小新聞(こしんぶん)に対して大判であったためのよび名。言論中心の紙面で,1面には難解な漢文調の社説が掲載された。記者は自由民権運動の政治活動家で,政治家と新聞記者の職業的分化はない。購読料は高く,読者層は政治的関心の高い士族・豪農層だった。代表的なものに「郵便報知新聞」「朝野(ちょうや)新聞」など。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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