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大塩の乱(おおしおのらん)

1837年(天保8)大坂町奉行所元与力で陽明学者の大塩平八郎らがおこした挙兵事件。前年の大飢饉は大坂市中にも大被害をもたらしたが,町奉行所は有効な施策を講じえず,豪商らも豪奢な生活を続けていた。平八郎は近隣農村へ檄をとばし,37年2月,門下の与力・同心や豪農とともに挙兵。一党は町に火をかけ,鴻池(こうのいけ)ほかの豪商を襲い,金銭や穀物を窮民に与えるなどしたが,2度の戦闘で鎮圧された。平八郎父子は約40日の潜伏後,発見され自刃。天下の台所大坂でおこり,首謀者が元幕府与力で著名な学者だったため影響は大きく,各地で「大塩門弟」「大塩残党」と称する一揆・騒動がおきた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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