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奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)

平安後期の約100年間,奥羽を支配した豪族。陸奥国平泉(現,岩手県平泉町)を本拠とした。藤原秀郷(ひでさと)の子孫という。前九年の役で安倍氏について討たれた亘理(わたり)(藤原)経清の子清衡が,後三年の役後,奥六郡を中心に奥羽の支配権を掌握。清衡は豊田(現,奥州市江刺区)から移って平泉を本拠とし,以後,基衡・秀衡と3代にわたって奥羽に君臨。摂関家など中央との関係も保ち,秀衡は鎮守府将軍・陸奥守に任じられた。中尊寺や毛越(もうつう)寺・無量光院などを建立。源平内乱期,秀衡は中立を守ったが,4代泰衡は源頼朝に追われて奥州入りした源義経をかくまったとして,1189年(文治5)頼朝に攻められ滅亡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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