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羅城(らじょう)

京城(けいじょう)とも。都城の周囲に造られた城壁。羅はつらなるの意。中国の羅城は都城の四周に造築された。日本では679年(天武8)難波に築いたとするのが初見。「延喜式」によれば,平安京の羅城は京南面の羅城門の両翼に限られたとみられる。平城京なども含めて日本の羅城は儀礼的性格が強い。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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