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歴名(れきみょう)

人名を列記した帳簿様の文書。古代の律令制度の用語。同様の書式の人名列記を交名(きょうみょう)ともいう。計帳制度のうえで戸口を列記した計帳歴名や,軍団ごとに作成された兵士歴名簿など,人名を記録することで行政の状況を把握できたため,いろいろな種類のものが作成された。中世でも用いられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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