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老農夜話(ろうのうやわ)

中台芳昌が1843年(天保14)に著した農書。年間の稲作が古来の和歌の引用と農事図によって解説されている。なかでも水稲作における種籾(たねもみ)の選択の重要性を指摘し,早稲(わせ)14種,中稲(なかて)30種,晩稲(おくて)13種,糯米(もちごめ)23種の特性がのべられ,浸種・田植・草取り・稲刈などの農作業が克明に描かれている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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