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山陽道(さんようどう)

(1)古代の七道の一つ。現在の近畿地方から中国地方の瀬戸内海側にそった地域で,播磨・美作・備前・備中・備後・安芸・周防・長門の各国が所属する行政区分。(2)これらの諸国を結ぶ交通路も山陽道と称し,「影面(かげとも)の道」ともよばれた。畿内から各国府を順に結ぶ陸路を基本に官道が整備され,ことに唐や新羅(しらぎ)からの外交使節の入京路にあたるため,瓦葺・白壁の駅館が建てられた。駅路としては大路で,各駅に20頭の駅馬がおかれる原則であり,「延喜式」では支路を含めて総計56駅に954頭の駅馬をおく規定であった。地方官として731年(天平3)に山陽道鎮撫使(ちんぶし),746年に山陽・西海両道鎮撫使を設置した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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