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山陽鉄道(さんようてつどう)

1888年(明治21)1月,神戸―赤間関(のち馬関・下関)間の鉄道営業を目的に設立された鉄道会社。明治期の5大私鉄の一つに数えられる。資本金は1300万円,初代社長は中上川(なかみがわ)彦次郎。政府から1マイルにつき2000円の特別補助金の交付をうけ,1901年5月に神戸―馬関間が全通。瀬戸内海の海運と対抗して合理的経営をめざし,食堂車・寝台車の導入などサービスの向上につとめた。06年に国有化。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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