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三大事件建白運動(さんだいじけんけんぱくうんどう)

1887年(明治20)の自由民権派を中心とする反政府運動。第1次伊藤内閣の井上馨(かおる)外相の条約改正案は領事裁判制度の撤廃とひきかえに,外国人裁判官の任用や外国人への内地開放(内地雑居)を認めることになっていたため,政府部内からも反対の声があがった。同年7月に条約改正交渉は中止されたが,反藩閥勢力の結集を図り大同団結運動を進めていた民権派は,これを機会に地租軽減,言論・集会の自由,外交失策の挽回の3項目を要求にかかげ,高知県はじめ各地の有志が続々上京し,建白書を提出して政府に迫った。同年11~12月,運動はいっそう活発となったが,政府は12月25日に保安条例を公布し,運動を鎮静化させた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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