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三新法(さんしんぽう)

1878年(明治11)7月,統一的地方制度として公布された郡区町村編制法・府県会規則・地方税規則の総称。自由民権運動の高揚,農民の騒擾といった地方社会の混乱を踏まえ,大久保利通(としみち)の上申書をもとに,地方官会議や元老院会議の審議をへて公布された。地方の伝統や実情にあわせて,町村の自治体化,府県会の設置,地方税の整理による財源の確保などを盛り込んだ。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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