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三職(さんしょく)

王政復古の結果成立した新政府の要職の総裁・議定(ぎじょう)・参与の総称。1867年(慶応3)12月9日,王政復古の大号令により幕府および摂政・関白などが廃止となり,天皇のもとに三職が設けられ,国政の中枢となった。総裁には有栖川宮熾仁(たるひと)親王,議定には皇族・公卿・諸侯(雄藩藩主),参与には公家および鹿児島・高知・福井などの雄藩(のち萩藩も加わる)の藩士各3人が任じられた。68年(明治元)閏4月,政体書発布により廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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