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猿蓑(さるみの)

俳諧撰集。6巻。去来・凡兆編。其角(きかく)序,丈草跋。1691年(元禄4)刊。「俳諧七部集」の第5集。巻1~4は諸家の四季発句382句,巻5に歌仙4巻の連句,巻6に俳文「幻住庵記」と震軒の後文,発句「几右(きゆう)日記」を収録する。「おくのほそ道」行脚後の新風を具現した集として,「ひさご」(1690)についで成立。俳諧の古今集とよばれ高い評価をうけている。「新日本古典文学大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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