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佐野常民(さのつねたみ)

生没 1822.12.28~1902.12.7 幕末期の佐賀藩士,明治期の藩閥政治家。蒸気船の建造など佐賀藩の西欧技術導入に貢献した。維新後,兵部省をへて工部省で累進し,元老院議官・大蔵卿・元老院副議長をへて1888年(明治21)枢密顧問官となる。第1次松方内閣末期に農商務相を務めたのち枢密顧問官に復した。西南戦争中に博愛社(のち日本赤十字社)をおこす。竜池会(のち日本美術協会)による美術工芸の奨励でも知られる。伯爵。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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