1. 用語
  2. 日本史 -さ-
  3. 真田幸村(さなだゆきむら)

真田幸村(さなだゆきむら)

生没 1567~1615.5.7 織豊期~江戸初期の武将。父は昌幸。名は信繁(のぶしげ)。1585年(天正13)父に従い豊臣秀吉に仕える。90年秀吉の小田原攻めに戦功をあげ,92年(文禄元)朝鮮出兵では,肥前名護屋まで出陣。1600年(慶長5)関ケ原の戦では,父とともに信濃国上田城に籠城,中山道を進軍する徳川秀忠軍を迎え撃ち,大いに戦功をあげた。戦後,東軍に属した兄信之の助命嘆願により紀伊国高野山九度山に蟄居(ちっきょ)したが,14年大坂冬の陣がおきると豊臣秀頼に応じ,大坂城南天王寺口外堀の外に真田丸とよばれる出城を築き奮戦。翌年の夏の陣にも参陣し,一時は徳川方の本陣まで迫るが討死。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう