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西面の武士(さいめんのぶし)

院西面・西面とも。院御所の西面につめたので,こうよばれた。後鳥羽院政下におかれた上皇の直属軍。院司の一つ。四位・五位の官人を含む北面と異なり,鎌倉御家人を中心とする武士からなる。院警固のほか,盗賊の追捕,南都北嶺の強訴に際しても出動した。承久の乱では上皇方の軍事力の中核をなしたが,幕府軍に破られ,乱後は廃止された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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