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斎藤隆夫(さいとうたかお)

生没 1870.8.18~1949.10.7 大正・昭和期の政党政治家。兵庫県出身。東京専門学校卒。弁護士から衆議院議員となり,13回当選。1936年(昭和11)2・26事件後の第69議会で軍の政治介入を批判(粛軍演説)。40年の第75議会で陸軍による汪兆銘(おうちょうめい)政権を中心とした日中戦争収拾策を論難し,議会から除名されたが(反軍演説問題),42年の翼賛選挙で非推薦ながら当選。第2次大戦後は日本進歩党の結成に参加。第1次吉田・片山両内閣で国務相となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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