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全国大衆党(ぜんこくたいしゅうとう)

昭和初期の中間派無産政党。日本大衆党・全国民衆党,および旧労働農民党系の地方組織である無産政党戦線統一全国協議会の合同により,1930年(昭和5)7月結成。中央委員会議長麻生久,書記長三輪寿壮(じゅそう)。浜口内閣に対し議会解散を要求,失業反対・農村窮乏打破などを掲げて活動。12月の大会で全無産政党の合同を提唱,31年7月に労農党および社会民衆党の分派である三党合同実現同盟とともに全国労農大衆党を結成。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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