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戦艦(せんかん)

すぐれた攻撃力と防御力を備え,海戦のとき中核となる軍艦。近代海軍では備砲の口径が大きいことと装甲の厚いことが必要で,日本海軍では1896年(明治29)イギリスで進水し日露戦争に参加した富士・八島が最初の保有。ワシントン海軍軍縮条約で戦艦の条件は,排水量1.0~3.5万トン,備砲20~40cmとなり,日本保有は10隻。太平洋戦争中に日本は超戦艦大和・武蔵を建造したが,海戦主兵の座を航空母艦・航空機に譲る。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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