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零戦(ゼロせん)

零(れい)式艦上戦闘機の略称。1940年(昭和15,皇紀2600)に制式化された日本海軍の戦闘機。日本を代表する名機として,零戦の名で親しまれた。最大速度518km,航続距離2200km。堀越二郎設計の軽い機体のうみだす高い空戦性能と長い航続距離をもち,太平洋戦争ではその能力を遺憾なく発揮して日本の航空技術力の評価を高めた。衝撃を受けたアメリカは捕獲した零戦を研究して,新型戦闘機を開発・投入したため,零戦の優位は崩れた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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