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節供(せっく)

「せちく」とも。節句とも。�@節日などにおける天皇に対する供御(くご)。節会(せちえ)などの公的行事における饗饌(きょうせん)とは別に天皇に献上された食事。民間で行われていたものが宇多天皇の890年(寛平2)宮廷行事として整えられた。正月15日の七種粥(ななくさがゆ),3月3日の桃花餅,5月5日の五色粽(ちまき),7月7日の索麺(そうめん),10月初亥餅など。�A季節ごとの祝いの日。とくに人日(じんじつ)(正月7日)・上巳(じょうし)(3月3日)・端午(たんご)・七夕(たなばた)・重陽(ちょうよう)(9月9日)を五節供と称した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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