1. 用語
  2. 日本史 -せ-
  3. 石器時代(せっきじだい)

石器時代(せっきじだい)

人類の過去に,石器を使用した時代があったことは,すでにギリシア・ローマ時代に想定されていたが,1819年,デンマークのトムセンが国立博物館の資料を石器時代・青銅器時代・初期鉄器時代の三時期法によって分類し陳列したことから,考古学的な資料にもとづいた石器時代の設定が始まった。65年,J.ラボックが石器時代を旧石器時代と新石器時代にわけ,前者は打製石器を使用し絶滅動物と共存した時代,後者は磨製石器を使用し,金以外の金属を知らない時代とした。ヨーロッパではその後,両者の間に中石器時代を設定。日本では,明治20年代になって「石器時代人種論」の高揚とともに,縄文時代を石器時代とよんだが,正しくは新石器時代というべきであった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう