1. 用語
  2. 日本史 -せ-
  3. 石棺(せっかん)

石棺(せっかん)

石で造った棺で,組合せ式と刳抜(くりぬき)式がある。日本では縄文時代に組合せ式のものがあり,弥生時代には九州北部を中心に組合せ式箱式石棺が多く用いられた。古墳時代に入ると,弥生時代以来の箱式石棺をはじめ,割竹形石棺・舟形石棺・長持形石棺・家形石棺などが造られた。家形石棺の身の前面または側面に横口をもつものを横口式石棺とよぶ。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう