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赤報隊(せきほうたい)

1868年(明治元)1月の鳥羽・伏見の戦後,官軍編成に先立ち結成された草莽(そうもう)隊。3隊編成をとり各地の情勢探索と勤王誘引を任務とした。相楽(さがら)総三を隊長とする1番隊は,旧幕領に対して年貢半減令を布告しつつ進軍し,途中維新政府の方針変更により引返しを命令されたが,官軍先鋒嚮導(きょうどう)隊と名のって東山道を進軍。同年3月3日信濃国下諏訪において偽(にせ)官軍の名のもとに解隊させられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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