1. 用語
  2. 日本史 -せ-
  3. 石棒(せきぼう)

石棒(せきぼう)

棒状の石製品。一端または両端に膨らみのあるものとないものがあり,それぞれ単頭・両頭・無頭石棒にわけられる。断面は円形または楕円形。縄文前~晩期に中部地方を中心に北海道から九州まで分布。呪術・祭祀に関連した特殊な道具らしい。一部の石棒は小型・扁平化して石剣に分化すると考えられる。まれに男性性器を象徴したと思われるものもある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう