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関口大砲製作場(せきぐちたいほうせいさくば)

江戸幕府の兵器工場,東京砲兵工廠の源流の一つ。1864年(元治元)小栗忠順(ただまさ)の提案で,従来江戸湯島で動力を用いず行っていた製造活動の近代化をめざし,現在の文京区関口1丁目に設置。人力送風式のこしき炉でおもに青銅を溶解して大砲を鋳造し,水車動力の穿孔機(せんこうき)や施条機で加工,また小銃も生産した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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