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青年訓練所(せいねんくんれんじょ)

小学校卒業後の男子勤労青少年を対象とした社会教育機関。1926年(大正15)7月発足。約1万5000の訓練所が小学校などに併設され,約100万人の青少年が入所した。義務制ではないが,16~20歳の男子を対象とした。文部省の監督下にあったが,軍部の主導で実現した制度で,徴兵以前の青年に軍事訓練を施すことにねらいがあった。35年(昭和10)実業補習学校と統合されて青年学校になった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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