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制度取調局(せいどとりしらべきょく)

明治中期,立憲政治の導入を前にして諸制度の改革のために設けられた政府機関。ヨーロッパでの憲法調査から帰国した伊藤博文の提案により,1884年(明治17)3月宮中に設置。長官は伊藤(参議・宮内卿兼任)で,井上毅(こわし)・伊東巳代治(みよじ)・金子堅太郎・尾崎三良(さぶろう)ら参事院・太政官の官僚が御用掛を兼任。同年,法制局起草の原案を基礎にヨーロッパ風の貴族制度をとりいれて華族令の制定にあたった。85年9月,伊藤の意をうけて井上が「内閣職制改正私案」を作成するなど,太政官制の改革,内閣制度の確立にも参画した。85年12月,内閣制度の制定により廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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