青函トンネル(せいかんトンネル)
津軽海峡の海底部を通って,北海道と青森県を結ぶ53.9km(海底部23.3km)のトンネル。1953年(昭和28)8月の鉄道敷設法改正により,三厩(みんまや)(現,青森県外ヶ浜町)―福島(北海道松前郡)間が予定線に編入され,64年5月に調査坑の掘削を開始。工事実施区間は三厩―木古内(きこない)(北海道上磯郡)間160.4km,72年から本坑工事に着手し,85年3月に貫通,88年3月に開業した。新幹線と在来線列車の併用が可能となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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