1. 用語
  2. 日本史 -た-
  3. 田山花袋(たやまかたい)

田山花袋(たやまかたい)

生没 1871.12.13~1930.5.13 明治・大正期の小説家。本名録弥。群馬県出身。感傷的な恋愛小説や詩・紀行文を書いていたが,「露骨なる描写」などで自然主義を主張。女弟子に対する愛欲を暴露した「蒲団(ふとん)」により自然主義文学運動の先頭に立った。以後「生」「妻」「縁」の自伝小説のほか「一兵卒」「田舎教師」などを発表。技法論として平面描写を唱えた。晩年は時代にとり残され,「時は過ぎゆく」「百夜(ももよ)」などには宗教的な諦念が色濃く認められる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう