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橘嘉智子(たちばなのかちこ)

生没 786~850.5.4 檀林皇后とも。嵯峨天皇の皇后。父は橘清友。仁明(にんみょう)天皇や淳和(じゅんな)天皇の皇后正子内親王の母。神野(かみの)親王(嵯峨天皇)の妃となり,809年(大同4)夫人,815年(弘仁6)皇后,823年皇太后,833年(天長10)太皇太后となる。檀林寺を建立し,橘氏氏神の梅宮社を移祭し,橘氏子弟の学舎として学館院を設立した。「法華寺十一面観音像」のモデルとされる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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