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高山樗牛(たかやまちょぎゅう)

生没 1871.1.10~1902.12.24 明治期の評論家。本名斎藤林次郎。山形県出身。東大卒。在学中に「滝口入道」が「読売新聞」の懸賞2等に当選。二高教授をへて博文館に入社し「太陽」の編集を担当。日本主義を唱えて旺盛な評論活動を開始したが,結核が悪化するとともにしだいに国家主義から個人主義にかわった。「美的生活を論ず」で浪漫的本能満足主義を提唱,これをめぐる論争が生じた。晩年はニーチェに傾倒して,個人主義から天才主義に傾いた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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