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平国香(たいらのくにか)

生没 ?~935.2.- 平安中期の武将。本名は良望(よしもち)。高望の子。常陸国を本拠とし,常陸大掾(だいじょう)・鎮守府将軍に任じられた桓武平氏の中心的人物。平氏の祖とされる。一族間の争いにより兄弟の良兼に加勢し,935年(承平5)甥の平将門(まさかど)と戦ったが,常陸国石田館(現,茨城県筑西市)で敗死。この報を聞いた子の貞盛は将門に敵対,平将門の乱の発端となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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