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大本営政府連絡会議(だいほんえいせいふれんらくかいぎ)

昭和期,陸海軍などの統帥部と政府の間に定期的に開催され,国家の最高意思を決定した会議。1937年(昭和12)11月20日宮中に設置された大本営は陸海軍間の協議機関であったため,政府と協議するための連絡機関として閣議申合せによって成立。日中戦争から太平洋戦争期の実質的な国策決定の場となった。連絡会議での決定後,とくに重要な案件については御前会議が開かれた。44年8月に最高戦争指導会議に改組。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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