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大八車(だいはちぐるま)

江戸時代以降,おもに江戸や関東の城下町で使用された荷車の一種。大坂では大八車は使用されず,べか車が用いられた。車名の由来は諸説あるが,車台の長さ8尺にもとづくとするのが最も合理的。1657年(明暦3)の江戸の大火のあとの諸普請に際し,牛車大工が考案したとされ,当初は牛も引いたが,やがて人のみが引くようになった。江戸後期には城下町以外にも普及した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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