1. 用語
  2. 日本史 -た-
  3. 大黒常是(だいこくじょうぜ)

大黒常是(だいこくじょうぜ)

江戸時代,銀座で銀吹極(きめ)・銀改役を歴代勤めた家の当主の名。堺で極印銀(ごくいんぎん)を製造していた湯浅作兵衛は,徳川家康に大黒の姓を与えられ,1601年(慶長6)に開設された伏見銀座の銀吹極・銀改役として丁銀(ちょうぎん)を鋳造した。これを最初として,その子孫が江戸・京都の銀座の常是役所で銀貨を鋳造して刻印を行い,包所で改めて包封をし(常是包)幕府に納めた。しかし利は薄く,江戸の大黒家は8代目で借金を理由として家職をとりあげられ,京都大黒家が江戸銀座の職務を兼任した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう