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天皇記(てんのうき)

推古朝に編纂されたといわれる書。「日本書紀」推古28年(620)条に,聖徳太子と蘇我馬子(うまこ)とが「天皇記及国記臣連伴造国造百八十部并公民等本記」を録したとある。乙巳の変(645年)で蘇我蝦夷(えみし)が討たれるときにこれを焼いたという。内容は不明だが,「帝紀」と同性格のものとする見方もある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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