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天狗党の乱(てんぐとうのらん)

筑波山事件とも。幕末期に水戸藩尊攘激派の天狗党がおこした争乱。天狗とは水戸藩主徳川斉昭(なりあき)の藩政改革に結集した改革派をさすが,安政期以後,改革派の系譜をひく尊攘派天狗党と反対派の諸生党とが激しく抗争した。1864年(元治元)3月,天狗党の藤田小四郎らは攘夷を唱えて筑波山に挙兵したが,諸生党との泥沼化した藩内抗争に陥り敗北。その結果,武田耕雲斎(こううんさい)を総大将として京都をめざし大挙して水戸藩領を出た。800人をこえる一行は中山道をへて越前国に入ったが,金沢藩に降伏し,敦賀(つるが)に監禁された。翌65年(慶応元)幕命により352人の斬罪ほか大量の処刑が行われた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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