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天海(てんかい)

生没 1536?~1643.10.2 織豊期~江戸初期の天台宗の僧。南光坊・智楽院と号す。勅諡号は慈眼大師。陸奥国大沼郡生れ。出家して随風と称し,比叡山・園城(おんじょう)寺・興福寺などで修学。1589年(天正17)駿府で徳川家康に謁して帰依をうけ,武蔵国川越の喜多院,日光山に住した。家康の死後,2代将軍秀忠を補佐して家康の遺骸を久能山から日光山に改葬。1625年(寛永2)秀忠の命で江戸上野忍ケ岡に東叡山寛永寺を創建し,開山となった。3代将軍家光の信任を得て勢力をふるい,崇伝(すうでん)とともに政務に参画した。37年,木彫活字版の「大蔵経」刊行を企て寛永寺に経局を設置,12年をへて「天海版大蔵経」を完成させた。39年には「東照宮縁起」を作製。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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