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鉄道院(てつどういん)

鉄道国有化後の1908年(明治41)12月,逓信省鉄道局と帝国鉄道庁を廃して新たに設置された鉄道主務官庁。監督行政と現業の運営を一体化するとともに,権限強化をはかり内閣直属とした。地方機関として東部・中部・西部・九州・北海道の管理局をおく。ただし軌道については内務省との共管。初代総裁に後藤新平が就任。第1次大戦期以降,組織・業務が著しく拡大,20年(大正9)5月鉄道省に昇格した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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