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利根川図志(とねがわずし)

江戸末期の利根川流域の地誌。6巻。医師の赤松義知(宗旦(そうたん))著。赤松は下総国相馬郡布川村(現,茨城県利根町)に生まれ,江戸で学んだ。1854年(安政元)頃に執筆を始め,57年頃の完成といわれる。利根川中・下流域の寺社・名所旧跡・物産・民俗・自然などに関する豊富な内容で,玉蘭斉貞秀・山形素真らによる多くの挿絵を載せる。「岩波文庫」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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