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徳川義直(とくがわよしなお)

生没 1600.11.28~50.5.7 江戸初期の大名。御三家の一つ尾張徳川家の祖。徳川家康の九男。母は側室相応院(お亀の方)。1603年(慶長8)甲斐国府中25万石をへて,07年尾張国清洲に入封,10年名古屋城に移り,19年(元和5)には尾張・美濃国などで計61万9000石余を領した。26年(寛永3)従二位権大納言に叙任。成瀬正成・竹腰正信ら付家老(つけがろう)の補佐を得,法令や職制の整備,家臣団への知行割など初期名古屋藩の藩政を推進。儒教を奨励し,城内に聖堂を営んだ。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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