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徳川実紀(とくがわじっき)

江戸幕府編纂の史書の通称。編纂当時は「御実紀」とよばれた。徳川家康から10代家治(いえはる)までの徳川将軍家の事績を編年体にまとめ,各将軍ごとに逸事を記した付録をつける。総計517冊。林述斎(じゅつさい)が監修し,成島司直(もとなお)が編集主任として執筆した。1809年(文化6)起稿,43年(天保14)に正本が完成した。幕府日記をはじめ当時収集しうるかぎりの史料が広く求められ,初期に関する部分を除けば一次史料にもとづくことをめざしている。記事内容は将軍の起居を中心に賞罰・儀式・人事など江戸城内での出来事に関したものが多い。11代将軍以降の分について続編編纂も始められたが,完成までには至らなかった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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