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東洋経済新報(とうようけいざいしんぽう)

1895年(明治28)11月,東洋経済新報社から創刊された経済雑誌。自由主義の原理と実証的方法を編集方針とする。主幹は町田忠治(ちゅうじ)から天野為之(ためゆき)・植松孝昭(ひろあき)・三浦銕太郎(てつたろう)・石橋湛山(たんざん)と受け継がれる。内外の経済情報を提供するとともに,徹底した自由主義の論陣を張り,経済・政治・社会などの領域にわたって独自の論を展開,時には日本の対外膨張政策を鋭く批判。当初は旬刊誌であったが,1919年(大正8)10月4日発行の864号から週刊となる。60年(昭和35)12月24日発行の2977号から「週刊東洋経済」と改称し,今日に至る。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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