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東郷荘(とうごうのしょう)

伯耆国河村郡にあった荘園。荘域は鳥取県湯梨浜町付近。平安末~鎌倉前期に河村東郷が立荘され,松尾社領として成立。1258年(正嘉2)に松尾社と地頭の間で下地中分(したじちゅうぶん)が行われたが,このとき作成された絵図は中分絵図の典型として有名。室町中期には守護山名氏の請地となり,松尾社の支配は衰退した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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