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東京遷都(とうきょうせんと)

明治維新後に新政府の拠点を京都から東京に移したこと。幕末以来の遷都論が,1868年(明治元)1月の大久保利通(としみち)による大阪遷都建白の頃から現実的課題となり,4月の江戸開城後は江戸を政治的中心とする論が一般的となった。7月17日東幸の詔を発して江戸を東京と改称,10月13日天皇は東京に到着,その後いったん京都に還幸して翌年3月再び東幸した。その際太政官も東京に移され,公式の声明なしに事実上の遷都となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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